永平寺そば極-永平寺在来種「玄そば」使用

永平寺そば極では、代々受け継がれる永平寺在来種の「玄そば」を使用しています。

山間の棚田で8月上旬に播種する玄そばは、昨年収穫された玄そばの一部を保管したもののみを使用します。山間の気候は朝夕の寒暖差が激しく、しっかりとその実に栄養を蓄えようとします。このように毎年積み重ねられてきたそばの実は永平寺の「土、風、水そして歴史」が詰まった実になっています。

     

       

【こだわりの品質】

播種した玄そばは無農薬、無肥料で、11月上旬まで実をしっかり完熟させてから収穫をします。熟すのを待つ過程で実が地面に落ちてしまったり、他の地域より新そばが出るのが遅くなってしまったりとリスクを抱えながら実をギリギリまで登熟させる品質にこだわっています。収穫された玄そばはすぐに低温乾燥され、じっくりとその実の余分な水分を落として風味を残す永平寺こだわりの玄そばになります。

  

    

               農事組合法人 アグリ永平寺 代表理事 小林秀夫

曹洞宗大本山永平寺を有する福井県吉田郡永平寺町の中山間部にて米・蕎麦・小麦を主に生産し、永平寺の「景観・土地を守る事を一つの使命」にして営農しています。福井の土地で一粒一粒丁寧に育てられた、蕎麦を是非堪能してください。

  

【永平寺そば極のこれから】

大本山永平寺の門前で毎年何万人もの参拝者と修行僧を迎える当店は、永平寺の物、自然、歴史を守り皆様に伝えるべく営業しています。永平寺に訪問して頂いたお客様や、永平寺そばに出会った方々皆様との出会いに感謝し思い出に残る品を創作できるよう精進していきます。そして、蕎麦づくりを通して地域の農地の安全を守り、活力ある集落を目指していきます。安全・安心な農産物を生産することにより、消費者の皆様が豊かに健やかなる生活を送ることができるよう努めます。

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