そば粉が手に入ったら是非!おすすめのそばがきレシピ

そばは、古くから日本人に親しまれてきた食材であり、その栄養価の高さから健康的な食品として広く知られています。

そば粉には、良質なタンパク質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。

 

そのそば粉を余すことなく味わえるのが「そばがき」です。

そばがきは、そば粉を熱湯で練り合わせた団子状の料理で、そば切りとは異なり、手軽に作ることができます。

 

このページでは、そばがきについて詳しく紹介するとともに、おすすめの作り方をご紹介します。

 

 

そば粉は栄養満点!

まずはそば粉の栄養面についてみていきましょう。

 

そば粉/全層粉 100gエネルギー 339 kcal

たんぱく質 12.0 g

脂質 3.1 g

炭水化物 69.6 g

食物繊維総量 4.3 g

 

ミネラルではカリウム 410 mg・カルシウム17 mg・マグネシウム 190 mg・リン400mg・鉄2.8 mg・亜鉛 2.4mg・銅 0.54mgなどが含まれております。

ビタミンでは糖質や脂質、たんぱく質の代謝にも役立つビタミンB群や血行を促進させる働きをしてくれるビタミンEが含まれています。

※文部科学省 食品衛生データベースより

 

この他、そば粉といえば血流を良くしてくれる成分のルチンも豊富です。

 

そばがきはそば誕生の元って本当?

そばがきは、そば粉を熱湯で練り合わせた団子状の料理です。

そば粉を余すことなく使うことができ、そば粉に含まれる豊富な栄養素を効率的に摂取することができます。

現代では、細長いそばが一般的ですが、その歴史を辿ると、そばがきこそが最も古いそばの食べ方と言えます。

江戸時代中期以前には、そばがきが主流の食べ方であり、その後、そば切りが普及しました。

 

近年では、そば専門店だけでなく、居酒屋などでもそばがきを提供しているところが増えています。

お酒のおつまみとしてだけでなく、おやつや軽食としても楽しむことができます。

 

 

 

そばがきはちょっと食べ方が違う

現代における一般的なそばの食べ方は、勢いよくすすり込むイメージが強いのではないでしょうか。

しかし、そばがきは形状が異なるため、すすり込むのではなく、しっかりと噛み締めて味わうのが正解です。

そば粉本来の風味や香りを存分に楽しむには、そばがきは最適な一品と言えるでしょう。

口の中でゆっくりと噛むことで、そば粉の素朴な旨味がじんわりと広がります。

 

おすすめそばがきのレシピをご紹介!

そばがきは、作りたい量を自由に調整できるのが魅力の一つです。

たくさん作って家族や友人とシェアすることもできますし、手軽に1人分だけ作って楽しむこともできます。

 

鍋がき

鍋で作るそばがき:弾力のある食感を楽しみたい方へ

たくさん作って家族や友人とシェアしたい場合は、鍋で作る方法がおすすめです。

材料(1人分)

そば粉:50g
水:100g

《 作り方 》

  1. 鍋にそば粉を入れ、水を少しずつ加えながら混ぜ合わせます。
  2. 中火にかけ、絶えず混ぜながら練り上げます。
  3. ダマがなくなったら、弱火にしてさらに2分ほど練り上げます。
  4. 焦げ付かないように注意しながら、全体に火を通します。
  5. そばがきが固まってきたら、火を止めます。
  6. 一口大に丸めて、熱湯で3分ほど茹でます。
  7. 水気を切って、そばつゆや薬味を添えて完成です。

 

《 ポイント 》

・そば粉をふるう:そば粉をふるうことで、ダマがなく、滑らかな食感のそばがきに仕上がります。

・水の量を調整する:水の量は、そば粉の状態を見ながら少しずつ加えてください。

生地が固くなりすぎないように注意しましょう。

・弱火でじっくり練り上げる:弱火でじっくり練り上げることで、焦げ付きを防ぎ、滑らかな食感に仕上がります。

・茹で時間を調整する:茹で時間は目安なので、様子を見ながら調整してください。

そばがきが浮き上がってきたら、茹で上がりの目安です。

・弾力のある食感:この作り方で作ると、弾力のある食感のそばがきになります。

噛みごたえのあるそばがきがお好きな方におすすめです。

 

椀がき

こちらは、1人分だけ手軽に作りたいという時におすすめの方法です。

お椀にそば粉を入れて熱湯を注ぎながら練り上げていくシンプルな方法です。

粉と熱湯の割合は先述している鍋がきを参考にして若干調整してみてください。

鍋で練り上げる作り方に比べて若干柔らかめな仕上がりになります。

 

鍋で作るそばがきとの違い

鍋で作るそばがきと比べて、お椀で作るそばがきは若干柔らかめな仕上がりになります。

これは、鍋で作るそばがきよりも熱湯の量が多いことが原因です。

お好みで試してみてください。

鍋で作るそばがきと椀で作るそばがき、それぞれ違った食感を楽しめます。

ぜひ、お好みで作ってみてください。

どうやってそばがきを食べるの?

そばがきは、そば粉に水分と熱を加えただけのシンプルな料理ですが、その分とてもヘルシーです。

塩分も含まれておらず、小麦粉も使っていないので、グルテンフリーの食事にも最適です。

そばがきを作ってみたけれど、どうやって食べたら良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか?

そんなときのために、いくつかご紹介しますね!

 

 

おつまみにもぴったり!ちぎりそばがき

箸でちょっとずつちぎって食べる、おつまみ感覚のそばがきです。

めんつゆや醤油をたらして食べると、まるでそばを食べているような味わいを楽しめます。

薬味をプラスすれば、風味もアップ!

ちょっと食事が物足りないときにも、プラスワンとしておすすめです。

 

おやつ感覚で食べる

ちぎりそばがきは、おつまみだけでなく、デザートにもおすすめです。

団子状にしてきな粉をかけたり、すりごまと砂糖を混ぜたものをかけたり、あんこをのせたり、砂糖醤油につけながら食べたりと、様々なアレンジを楽しむことができます。

あんこがある時は、蕎麦ぜんざいのようにして食べると、より一層美味しくいただけます。

 

 

そばがきもおすすめ、そばもおすすめ!

そばがきは、そば粉の風味や食感をダイレクトに味わえる、おそばの原型ともいえる食べ物です。

しかし、使用するそば粉によって、風味や食感は大きく変わってきます。

 

 

様々な種類のそば粉で違いを試してみるのも、そばがきの楽しみ方の一つです。

使うそば粉が違うからこそ、おそば屋さんごとに味や香りに違いが出てくるんですね。

 

永平寺そば極のそばは、永平寺町産玄そばのそば粉を使用しています。

石臼で挽いた挽きぐるみ粉を使って打ったそばは、風味も格別です。

まず、「永平寺そば手打ち十割生そば」を味わってみてください。

永平寺そばのお求めは、「永平寺そば 極」 のオンラインショップページから可能です。

 

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